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新米ママもこれで安心! はじめての「内祝い」ナビゲーション出産内祝いとは現代の内祝いは、いただいた出産祝いへのお返しと考えるのが一般的ですが、本来の意味合いは、ちょっと違っています。内祝いの“内”は“家”を意味します。昔は、元気な赤ちゃんが生まれたご報告とごあいさつを兼ねて、お世話になった方やこれからお世話になる方を家に招いて、「無事に生まれました。母子ともに元気です。」「家族ともども、これからもお世話になります。よろしくお願いします。」など、お披露目の宴を開いていました。それが本来の内祝いの形なのです。今は、家に招く代わりに品物を内祝いとして贈っています。内祝いは、お祝いをいただいていない方、ご近所の方やこれからお世話になる方に贈ってもかまいませんが、負担を感じさせない心遣いを忘れずに。内祝いを贈るタイミング出産内祝いを贈る際に、いつ贈るべきかと迷いがちです。出産のお祝いのお返しとして、また赤ちゃんの名前をお披露目する機会でもありますので、常識を外すことはしたくないものです。赤ちゃんやママの体調を考慮して、生後30日を過ぎた、お宮参りの頃がいいでしょう。その後にいただいたお祝いに関しては、その都度個別にお返しするのが一般的とされています。出産前の時間がある時にじっくりと品選びされておくことをおすすめします。また、お礼状を添えてお返しするといいでしょう。赤ちゃんの名前が難しい漢字や特殊な読み方の場合は、ふりがなをふることもお忘れなく。内祝いのスタイル出産内祝いのスタイルは、時間の流れとともに家へ招く代わりに、“お礼の品”へと姿を変えてきました。 もともと出産内祝いは、お祝いをいただいたお返しとして贈るものではなく、幸せを周りの人におすそわけするものでしたが、時代や生活様式が変わるにつれ、出産内祝いそのもののあり方も変化してきました。そしてその内容も、昔ながらの「赤飯」や「紅白まんじゅう」といった縁起ものから実用性を重視したものに変わってきました。贈る相手によっては、古くからの縁起ものが喜ばれる場合もありますが、必要以上に形にこだわらず、自分らしくステキな内祝いをしてください。のしについての基本マナー品物を贈る際には、「のし紙」をかけるのがしきたりです。また、品物を先様に持参する場合は、紙袋や風呂敷から取り出して、両手を添えてお渡しします。袋ごと渡すのは失礼にあたります。表書き表書きは「内祝」とします。濃墨を使い、筆や筆ペンで丁寧に書きましょう。出産内祝いの熨斗(のし)紙は、熨斗がついたものを選びます。水引水引は、「何度も繰り返したい祝い事」ということで「蝶結び」になります。名前の表記内祝いはもともと、子どものお披露目のための贈りもの。そのため、赤ちゃんの名前をふりがな付きで記入します。296

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